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コラム「給食費を払わない親」

給食費を払わない親というのがいるらしい。
なんと情け無いことか・・・。

しかも聞く所によると、その家庭では特に収入が少ないわけでもないそうだ。
プラズマテレビを買ったからとか車を購入したからとかそういった理由で払えないと言われるらしい。

「いい大人が何を言っているのか?」と首を傾げたくなる。
自分の家計もろくに計画的に運用できない人間が家庭を作るんじゃないと言いたい。結婚などするな、子供など作るなと。

更に驚くことには、「まずい給食に金を払う必要は無い。」「金を取るならおいしいものを食べさせろ。」などと言い放つ親もいるらしい。

「バカか?」と言いたい。
それなら毎朝早起きして作った弁当を持たせればよいではないか。

このように言うと、「学校は給食で統一しているから」とか「一人だけ弁当だといじめられる」などと責任転嫁をし始める。
給食費を払っていないということが生徒の間で広まれば、それこそいじめの原因になることには目をつぶって、である。

子育ての基本は食事なのだ。
それをないがしろにして自分たちの欲しいものを買うという幼稚な親のなんと多いことかと嘆かわしくなる。

このような親たちは自分たちが学校に給食をめぐんでもらっているということを理解しているのだろうか?
学校が生徒に給食を食べさせなくてはならないという義務は無いのだ。

最近、こういった自分の考えを押し付け、周りのルールは受け入れないという自分勝手な親が増えてきた。

しかし、これは一概にこの親たちだけの責任とは言い切れない。
なぜならそのような教育を受けて育ってしまった人たちだからだ。

戦後教育からしばらくして、アイデンティティ(個人主義)を重視する教育方針がアメリカから導入された。

これは本来、個人個人の秀でた能力を潰さないように育てようという内容のものだったのだが、実際の教育現場(家庭や学校)では、皆で同じことをするのは全て悪であり、ルールに従うのも悪、一人一人がやりたいことをするのが善という内容のものにすりかえられてしまった。ワガママ人間製造工場と化してしまったのである。

今現在、その教育を受けた人々が大人になり結婚や就職などで社会に出てきたことで、次から次へとこのような問題が発生しているのだ。彼らは教育の迷走に巻き込まれた可哀そうな被害者と言えなくも無い。

しかしながら、このような恥知らずな親に育てられた子供たちが将来、どのような人間に成長するのか?

考えるだけで恐ろしい。

(2007/05/15)tank

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